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1回交換について



 最近はほとんどありませんが、たまに【1回交換】を実施しているホールがあります。

 10年前ほどのパチンコは特に1回交換がよくありましたが、パチスロで1回交換とはどのようなものなのでしょうか。


1回交換とは


 1回交換とは言葉の通り、一度ボーナスが当たったら交換(換金)してくださいと言うことです。

 ただし、ボーナスはBIGのみでREGは対象となりません。

 具体的にはBIG成立後、BIGを消化すると自動的にクレオフになります。

 出てきたコインはすべて交換し、再び現金投資で遊戯を行うと言うことです。(出てきたコインを使用してはいけないということです)

 1回交換自体は、高設定確定のため1回交換のようなイベントで使われることが多いです。


クレオフとは


 クレジットオフのこと。

 クレジットオフすると、通常コインは最大50枚までクレジット可能ですが、これがBIG消化後すべて払い出されます。(クレジット0になります)。

 これはどの台でもついているパチスロの機能の1つですが、通常はクレジットオフにならない状態にされています。

 1回交換以外によくあるのは、朝一クレオフした台は高設定確定といったイベントを行う時に使用されます


1回交換を行う理由(低換金率の場合)


 等価交換でないホールでは、1回交換を行う理由ははっきりしています。

 これは1回毎に交換することで、換金率の分ホール側が利益を出すことが可能だからです。

 例えば1000円(コイン50枚)で40G回る台があるとします。そして、200G毎にビッグに当たるとします。ビッグ1回につきコインが300枚払い出されるとします。

 これを1回交換無しで遊戯すると、

 ボーナス1回目は200Gで当たるため、(200G÷40G=5)で5000円(1000円で40G回せるため)でコインが300枚出ます。

 2回目のボーナスではまた、200Gで当たるため、(200G÷40G-5)で250枚コインを使用(コイン50毎で40G回せるため)してコインが300枚出ます。2回目のボーナスまでに余った50毎のコインと合わせると350枚コインを得ることができます。

 同様に2000G行ったとすると、2000Gまでにはボーナスが10回当選するため、結局1回につき50枚コインは余っていくので、(50×(10-1))+300=750枚のコインを獲得できます。

 換金率が6枚交換だとすると、750枚÷6枚交換=12500円となり、初めに5000円使ったため、7500円の勝ちとなります。

 ここで1回交換の場合どうなるでしょう。

 ボーナス1回目は200Gで当たるため、(200G÷40G=5)で5000円(1000円で40G回せるため)でコインが300枚出ます。

 このコインをその場で換金するため、300枚÷6枚交換=5000円で、5000円になります。ここまでで5000円使用したため、勝ち負け無しとなります。

 2回目のボーナスはまた、200Gで当たります。1回交換でコインは現金投資しているため、(200G÷40G=5)で5000円(1000円で40G回せるため)でコインが300枚出ます。

 また、このコインをその場で換金するため、300枚÷6枚交換=5000円で、5000円になります。1回目に交換して得た5000円と合わせて10000円の現金を得ます。しかし、ここまで5000円+5000円で10000円使用したため、勝ち負け無しとなります。

 同様に2000G行ったとすると、同じように1回のボーナスで結局使った分しか換金できていないため、(2000G÷200Gの)10回のボーナスでは、50000円使って、50000円換金することになります。

 つまり、1回交換でない場合は、利益8000円だったのに対し、1回交換では、利益0円となってしまいます。

 このようなため、低換金率のホールでは、1回交換を行うことによってかなりの利益(損を出さず)、客には出玉感を堪能してもらうことができます。

 客側は利益を出すのが難しくなってしまいます。


1回交換を行う理由(等価交換の場合)


 では、等価交換のホールの場合はどうでしょう。

 上記の計算から言えば、等価交換(5枚交換)で1回交換でない場合、最終的に2000Gでは、750枚のコインを換金できるため、(750枚÷5枚)で15000円換金できます。

 始めに5000円使っているので、10000円の勝ちとなります。

 1回交換の場合は、1回のボーナスで300枚出るため、換金すると6000円になり、5000円でボーナスになったため1000円利益ができます。

 そのため、2000Gまで10回ボーナスに当たるとすると、1000×10で10000円の勝ちとなります。

 つまり、等価交換の場合、1回交換してもしなくても利益は変わらないと言うことです。。

 では、なぜ、等価交換のホールでも1回交換を行う場合があるのでしょう。


差額

 1つの理由は、本当に1回交換、つまり、ボーナス毎にコインを換金し、レシートを出して、現金に変えた場合、余ったコインによる差額が発生し、その差額分ホールは利益を出すというものです。

 大体のホールが、500円未満は現金にできず、お菓子やタバコに交換することになります。

 これにより、少しずつ、ホールは差額による利益を出すことができます。


出玉間をアピール

 もう1つは、というか、本当に1回ずつ交換する場合はまれで、よくあるのは、交換したコインは下に積んでいくというものです。

下に積んでいくとは、ボーナス終了後、出たコインは下皿ではなく、椅子の下や後ろの箱に入れていくというものです。

 これには明確な理由があります。

 とにかく見た目がすごくなります。

 例えば先ほどの例では、1回交換でない場合は、最終的に750枚のコイン獲得できますが、1枚交換の場合、10回ボーナスに当たっていることから、(10回×300枚)最終的に3000枚のコインを出したことになります。

 下に積む方式だと、この3000枚がすべて積まれることになります。

 見たでは、3000枚、つまり6万出ているように見えます。(実際にはその内の5万円分は投資した金であるにも関わらずです)


高設定と名乗って、数台低設定を設置

 上記の出玉感をアピールからも分かるとおり、1回交換でない場合と1回交換下積み方式では、出玉感が全く異なります。

 1回交換ではぱっと見るとめちゃくちゃ出ているように見えてしまいます。

 そのため、高設定確定イベントを行っておいて、実は低設定と言う場合に、それを分かりにくくするために行うホールもあるようです。


まとめ


 低換金率のホールでは1回交換は明確な理由があるため問題ありませんが、等価交換で1回交換を行っている場合は、慎重に打つ必要があります。

 優良店では出玉のアピールから、1回交換の高設定台をえさにして、客をひきつけ他の台を打ってもらうと言う考えがあります。

 この場合は1回交換を行っている機種の高設定は本物のことが多いため、積極的に打つべきです。

 ただ、優良店でない場合の1回交換は上記の通り、実は低設定ということがあるため、正しく設定看破し、低設定だと分かれば、今後そのホールの1回交換には近づかないようにします。

 いずれにしろ1回交換は現金を多く使用しますので、初心者は近づかないほうが良いと思います。(逆に中級者以上にはお勧めです)







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