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目押しの重要度



目押しの重要度について説明します。


目押しの重要度


ここでは目押しができないとどれくらい損をするのかを説明したいと思います。

目押しができないとどれぐらいの損になるか、いくつか例を挙げて紹介します。(目押しができる人とできない人でどれぐらいお金を損するかです)

目押しをどのように行えばよいかは以下を参照下さい。

目押しの方法


また、この情報は以下のメルマガで紹介した情報になります。

実践!パチスロ攻略メルマガ(2007年11月18日号:003号)

実践!パチスロ攻略メルマガ(2007年11月25日号:004号)


パチスロの5号機では2007年辺りから付加機能として「延命型RT」を搭載している機種が多く存在し、これは特定の小役を取りこぼしたり、入賞させてしまったりで大きく収支が変わってしまうため、この付加機能が搭載されているかどうかで、例を分けたいと思います。

延命型RTや他の付加機能等については、各種パチスロ攻略を参考下さい。

機種別パチスロ解析5号機



目押しができないとどれぐらいの損になるか - 付加機能がないパチスロ機の場合


丸一日(7000G)打ち続け、例えばBIG20回、REG10回当たったものとします。

そして、取りこぼしの可能性があるスイカ(15枚役)の出現確率が1/100、チェリー(2枚役)の出現確率が1/50とします。

目押しができる場合は、ボーナス成立後はムダ打ちを避け1Gで揃える、スイカ、チェリーも必ず揃えるものとします。

目押しができない人は、ボーナスを揃えるのに2Gかかってしまい、スイカ、チェリーも常に取りこぼすものと考えます。


この時、目押しができない人は、ボーナスを1回揃えるのに、2G無駄にするため、3枚(1Gでメダルは3枚必要)×2G=6枚損します。


ボーナスは全部で30回成立したので、6枚×30回=180枚損します。

小役の場合は、スイカの出現率が1/100のため、

7000Gでは7000÷100=70回、

チェリーの出現率は1/50のため、

7000Gでは7000÷50=140回成立したことになります。


すべて取りこぼしたとすると、

スイカは、15枚×70回=1050枚

チェリーは、2枚×140回=280枚

となり、合計

1050枚+280枚=1330枚

取りこぼしたことになります。


ボーナスの取りこぼしの、180枚と合わせると、

180枚+1330枚=1510枚

となり、等価交換(1枚20円)のホールだとすると、

1510枚×20(1枚20円)=30200円

となり、なんと目押しができて小役等を取りこぼさない人と、目押しが出来なくて小役等を取りこぼしてしまう人では、30200円もの差がつくことになります。


実際には、適当に打ってもたまにスイカやチェリーを獲得できることがあるので、すべて取りこぼすことはありませんが、最大30200円も損をするということです。

機種によって取りこぼす小役の数や、確率、獲得枚数が異なるため一概には言えませんが、大体適当に打つ場合と狙って打つ場合では、数千円から数万円の差が出てきます。

これで、どれだけ目押しが大事か分かると思います。



そして、付加機能がない場合でもこれだけの損をしてしまうのに、付加機能がある場合の方がより損をする確率、可能性が高くなります。



目押しができないとどれぐらいの損になるか - 付加機能(延命型RT)があるパチスロ機の場合


例えば、2007年では、規制が変わり多くのパチスロ5号機が設置され、延命型RTという付加機能を持った機種が多く登場しています。

「スパイダーマン2」や「リングにかけろ1」がそれに当てはまります。


延命型RTにもいくつか種類はありますが、例えば上記機種では、ボーナス終了後、リプレイタイム(これをRTと言います)に突入し、その間はリプレイ確率が大幅にアップし、通常時1/7.3程度のリプレイ出現確率が、1/2.3程度となり、メダルを減らさずにリールを回せる事が出来ます。


リプレイタイム(RT)中は、コインロスが発生しないということです。


このリプレイタイムは、基本的に規定ゲーム数を消化すると通常モードに戻ります。

例えば150G消化したら通常のリプレイ確率に戻るということです。その他、リプレイタイム中にボーナスが成立してもリプレイタイムが終了します。

(これらは機種によっていろいろな終了条件があります)

そして、延命型RTというのは、技術介入によってRTを伸ばすことが出来るものを言い、上記ボーナス成立や、規定ゲーム数消化の他に、特定の小役入賞時にRTが終了するというものになります。

(小役成立時ではないことに注意)


逆に言うと、延命型RTとは、特定の小役を取りこぼすとより長くRTを続けることが出来るということです。

この特定の小役とは、大体チェリー等、取りこぼす可能性がある小役、言い換えると入賞を回避できる小役であることがほとんどです。

そのため、このような機種で勝つためには(損をしないためには)、RT中にその小役が成立した場合、目押しによって入賞を回避する必要があるということです。


どのように回避するかはパチスロ攻略の解析データを参照するか、各ホールに置いてあるその機種の取説に書いてあります。

解析データ

機種別パチスロ解析5号機

(例えば、この演出が発生した場合は左リールにBARを狙うと回避できるとかです)



長くなりましたが、ここで本題である目押しが出来ない場合、どれくらい損をするかという話ですが、例えば、延命型RTが150G継続するとして、RT中はコインの増減がないものとします。(コインが減らずに150G回せる)


RTが終了する小役は上記(付加機能がないパチスロ機の場合)のチェリーと同じとし、出現確率1/50とします。

そして、今度は目押しができず、チェリー成立時はチェリーを入賞させてしまう(チェリー図柄をはずせない)とすると、RTは平均50Gで終了してしまいます。

この時、チェリーをはずしていたとすると最後までRTを継続でき150Gまでコインロスがなかったはずなので、

150Gー50G=100G

で、途中でチェリーを入賞させてしまった場合、チェリー入賞を回避した場合よりも100G多く通常時を行う必要があることになります。


通常時は、1000円で33G回せるとすると、100G回すのには

100G÷33G×1000円=3000円

となり、100G回すのに3000円必要になります。

RTはBIG成立のたびに突入するとすると、BIGは上記(付加機能がないパチスロ機の場合)確率では一日打つと20回成立したため、RTにも20回突入したとこになります。

入賞を常に回避できない場合は、1回のRTで最後までRTを継続できた場合より3000円お金を多く投資することになるので、

3000円×20回=60000円

となり、なんと、常にRT150Gまで継続できなかった場合は、最終的に60000円も損することになります。

ただ、RTはボーナス成立でも終了したり、チェリーの入賞を適当打ちで常に入賞させることもありえないため、最大60000円ということになります。

結論としては、RTの種類や終了小役確率にもよるため一概には言えませんが、延命型の目押し失敗は、大体一日打てば数万円以上の損にはなります。

基本的には付加機能(延命型RT)の目押しミスの方が小役の取りこぼしより影響は大きくなります。

そして、この損に加えて上記(付加機能がないパチスロ機の場合)の取りこぼしによる損が発生するということです。


パチスロ戦国無双など、場合によっては無限延命型RTに突入することがあり、この無限RTは、RT終了小役の入賞を回避すれば次回ボーナス成立までRTが継続し、RT中は1Gにつき、コインが1枚増えます。

500G継続すればこれだけでコインが500枚増えるということです。このRTを小役入賞で終了してしまったときの影響は計り知れません。

この例でも、どれだけ目押しが大事か分かったかと思います。



目押しができないとどれぐらいの損になるか - 影響度のまとめ


ここまでの目押しの影響度についての紹介で、どれくらいの影響度があるか分かったかと思います。

延命型RTの台で適当にずっと打った場合は、数万円程度の損は当たり前で、場合によっては5万円以上の損をするということです。


パチスロは高設定を打つことは勝つためにはもちろん必要ですが、損をしないためには目押しは必須となります。

想像してみて下さい。

ホールに行くと、いつも勝っているなと思っている人がいた場合、もちろんその人が高設定に座っている可能性が高いというのもありますが、目押しがきちんとできているのも1つの理由です。

目押しができない人が、同じようにその人と同じ台を打った場合、適当に打っているといつも数万円の損をしていることになります。

いつも勝っている人が3万円勝っているとすると、目押しによる損が4万円だとすると、目押しができない人はいつも1万円負けてしまうことになります。

目押しがいかに大事かということです。


ただ、パチスロが難しいとかそういうことではありません。

目押しは特定の演出が発生したときだけでも構わないことがほとんどです。

目押しは取りこぼしの可能性がある小役の演出が発生したときのみで構わないのです。

(もちろん機種によっては常に目押しした方が良いのもありますが、特定のときだけで損は大幅に変わります。1日打っても2000円ぐらいとか)

そして、パチスロは、遊ぶ上で何よりも、演出が発生したときに目押しをして、狙ったところを止めて、この小役が揃いそうだ、このリール停止(リーチ目)になりそうだ、ボーナスが当たりそうだ、これは高設定か、といったように1G1Gで一喜一憂するのが楽しみの1つだと思います。


目押しは慣れもあります。今うまく出来ない人も何度もやっているうちに必ずできるようになります。

また、機種毎に図柄が自分に見やすい機種があったり、目押ししやすい機種があったりするのも事実です。

目押しが苦手な人は、まずはいろいろな台を打って目押しの練習をし、その機種のスペックを十分に引き出せるようになれば、演出も今以上に楽しめ、同時に収支も上がってくるので、どんどんパチスロが面白くなってくるのではないでしょうか。







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