実践!パチスロ攻略
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還元率について



 ここでは数あるギャンブルの中で、パチスロがどれぐらい割の良いギャンブルであるかを説明します。


ギャンブルの還元率


還元率
宝くじ、ロト 40〜48%
toto 50%
競馬、競輪、競艇 75%
パチンコ、パチスロ 80〜90%
オンライン カジノ 95〜98%

 ギャンブルの還元率は大体上記ぐらいといわれています。

 還元率とは、客がそのギャンブルをする上で使ったお金のうち、どれくらい客に還元するかと言うことです。

 また、還元率は宝くじでは期待値、パチスロでは機械割りという言い方もします。

 実際に還元率(期待値)がどのようなものなのか、宝くじを例に説明します。

 宝くじはくじの裏に等級、当せん金、本数の情報が載っています。

 その情報からそれぞれの等級に対する確率、期待値を求めると以下のようになります。

年末ジャンボ(2006年)第513回
  当せん金 本数 確率 当せん金×本数
1等 200,000,000円 1本 1/10,000,000 200,000,000円
1等の前後賞 50,000,000円 2本 1/5,000,000 100,000,000円
1等の組違い賞 100,000円 99本 約1/101,010 9900000円
2等 100,000,000円 4本 1/2,500,000 400,000,000円
3等 100,000円 100本 1/100,000 10,000,000円
4等 3,000円 100,000本 1/100 300,000,000円
5等 300円 1,000,000本 1/10 300,000,000円
大みそかラッキー賞 10,000円 10,000本 1/1,000 100,000,000円

 宝くじは1ユニット1000万枚で全72ユニット販売しています。

 そして1等から大みそかラッキー賞までの当選総額を足すと、1,419,900,000円になります。

 期待値の求め方は、全総額÷総枚数で求められます。つまり

 1,419,900,000円÷10,000,000枚=141円99銭

 となり、宝くじを1枚購入した時の期待値は約142円となります。つまり、300円で購入した宝くじは142円ぐらい還元されるということです。

 還元率で言うと、142÷300で約47%となります。

 これらギャンブルの還元されない金額は、胴元が得るようになっています。

 胴元とはギャンブルを主催している主催者のことで、宝くじでは総務省、競馬では農林水産省、そして、パチスロはホールが主な主催となります。

 つまり、ギャンブルは必ずその主催者が得するようになっています。

 これも当たり前の話で、負けるのが分かっていて、好き好んでそのギャンブルを主催する人はいません。


他のギャンブルとパチスロの違い


 では、パチスロもやればやるほど負けてしまうのでは、と思ってしまうかもしれません。

 しかし、実際にはパチスロで勝ち続けている人もいます。競馬も同じです。買っている人がいます。宝くじは、2億円が当たる人がいます。

 私は全てのギャンブルを否定していません。それぞれ、長所、短所があります。

 ただ、還元率でのみで考えると、パチスロは良いということです。(最もいいのはオンラインカジノですが、これについてはその内説明したいと思います)

 少し話がそれますが、宝くじを購入している人は多いと思います。私もその一人です。まあ、もっとも私は最も還元率の低いロトを買ってしまいますが。

 宝くじは還元率を考えてしまっては変えないと思います。主に夢を見るため、たった数百円が数億になるかもと言った、夢を買っています。

 ただ、ギャンブル(ここでいうギャンブルとは競馬やパチスロ)はしないけど宝くじを買うという人がいます。

 ギャンブルはハイリスクだからしないと。しかし、考えてみてください。

 還元率からは宝くじほどハイリスク、ハイリターンのギャンブルはありません。

 このような人たちは、主にギャンブルに対する姿勢が異なります。

 もし、パチスロでコンスタントに勝ちたいのならまず、ギャンブルに対する姿勢を変える必要があります。

 ギャンブルは楽して勝つことはできない

 ということです。

 競馬で勝ち続ける人はかなりの情報を持っています。その情報が自分の宝になります。パチスロも同じです。

 情報、解析データや、ホールの特徴、打ち方等多くの情報と技術が勝ち続けるためには必要になります。

 努力なくして勝ち続けることはできないと思います。

 そして、パチスロが他の日本におけるギャンブルと異なる点があります。それはパチスロが民営化されているということです。

 宝くじや競馬等他のギャンブルは国が仕切っています。この民営化されているところが大事になります。


パチスロの民営化


 実際、どうすれば勝てるのかは、台選びのポイントや、優良店を探そうで説明します。ここでは民営化について説明します。

 民営化されているとどうなるのかということです。

 民営化されているということは、主催者側は自分たちで勝つようにする必要があります。

 勝つようにというのは利益が出るようにということです。つまり、ホールが利益ができように運営する必要があります。

 設定とはで説明しましたが、パチスロの機械割りは90%から120%あります。

 機械割りは言い換えれば還元率です。この還元率はかなり高いと思われます。

 例えばホール側はすべて設定4のパチスロ台を置くと、還元率が100%を超えて常に赤字になることになります。

 ホールは、家賃、人件費、光熱費や、パチスロ代(パチスロは1台40万や50万します)。

 その他色々と資金が必要になっています。これらは客から回収しなければなりません。

 そのため、設定1を中心にいれ、一昔前は等価交換でもなく6枚交換等でした。

 最近では等価交換店が多くなり、また、設定も以前に比べては良くなっている傾向があります。

 これはパチスロ店が増え競争率が上がったためと思います。(ちなみにそのためパチスロ店のサービスも色々増えました)

 しかし、これではホール側はどんなにがんばっても還元率90%以下にはできないのでは思ってしまいます。(等価交換でパチスロの機械割が90%以上のため)

 しかし、実際の還元率は80%程度といわれています。これはどういうことなのか、ということです。

 パチスロの機械割とはすべての小役を完全獲得した時の割合になっています。

 しかし、実際にはどんなに目押し可能なスロプロでも、リール配列の構造上取りこぼす小役があります。

 そのため、実際には機械割よりも悪くなる傾向があります。

 ましてや、目押しができない人や、その機種の解析データを知らない場合はより、取りこぼす可能性があり、機械割りは悪くなります。

 また、細かいところでは余りメダルは景品に交換しますが、この景品は主に低下ですので安く仕入れることで若干の利益になります。


パチスロの現状


 パチスロの還元率はホールによって、まったく異なります。

 一般的には80%から90%程度と思われます。そして80%とは設定1がほとんどである必要があります。

 そして、少数の高設定台はスロプロやパチスロで勝ち続けている人が打っている傾向が高く、何も分からない人は低設定ばかり打ち続けることになります。

 たまに勝つことはあるかもしれませんが、長い目で見ると確実に負けることになります。

 この負けが、ホール側の利益や一部のパチスロで勝ち続けている人の収入になっています。

 だからといってここでは、パチスロはやめたほうがいい、といっているわけではありません。どちらかというと逆です。

 それでも還元率は他のギャンブルよりかは良いということです。 逆に言うと他のギャンブルがそれだけ還元率が悪いかということです。

 宝くじはどれだけがんばってもほぼ運です。競馬は頑張ればそれだけ勝てるようになるようですが、同じ頑張るのでは還元率がいいほうがその見返りが大きいはずです。

 これは当たり前で胴元に入るお金が少ないほうが、より勝ちやすいということです。

 そして、パチスロの還元率がなぜ80%程度あるのかというと、これはホールの競争率が激しいためです。

 まったくでないホールには客は行かなくなります、客が来なくなると、ホールはまったく儲かりません。よく出るホールには客が良く行くようになります。

 客が多く来るホールは、1人に対する負けを少なくしても大きな利益となります。

 そのため、ホールの基本方針は多くの客からすこしずつ利益を出すという方針を採っています。

 このため、ホール全体で見れば客は負けていますが、勝つ人が比較的多くいることにもなるのです。

 ですので、如何にその勝つほうにはいるかが大事になります。

 そして、パチスロでそれが努力で可能というところが他のギャンブルと異なるところになります。





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