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4号機と5号機の比較(1)

 2004年7月1日に施行された規制改正。2005年10月に5号機第1弾となる「新世紀エヴァンゲリオン」を皮切りに、2007年以降4号機は姿を消していきます。
 5号機時代に突入すると一体どうなるのでしょう。
 そこで、ここでは4号機と5号機の比較を行います。






出玉率


出玉率
4号機 5号機
400G出玉率 無制限 300%未満
6000G出玉率 無制限 150%未満
17500G出玉率 55%〜120%未満 55%〜120%未満

 5号機はギャンブル性が低くなったといわれています。一番の原因は上記の規制がかかったことによります。
 これは、4号機であれば6000Gまでは出玉率に制限がなかったため、例えば1日目には200%(36万勝ち)出したとして、次の日6000G間まったく出さなければ12000Gで100%となるためよかったわけです。
実際には小役やリプレイがあるため、翌日6000G間まったくでないということはないためこんなことにはなりませんが、考えた方はこのような感じになります。
(また、簡単にするため1日6000Gで計算しています)

この計算式は以下のようになります。

1G3枚がけで6000G回すには
3枚 * 6000回 = 18000枚
18000枚のコインが必要。
そのコインの200%になるため、
18000枚 * 200% = 36000枚
36000枚のコインが出ることになる。
実際の差枚は
36000枚 - 18000枚 = 18000枚
より、18000枚出たことになる。メダルは1枚20円のため
20 * 18000 = 360000
で、36万の勝ち。

これが、5号機では150%未満のため同じ計算式を使うと、最大でも9000枚の18万円しか勝てないことになります。
1日7000Gで計算して爆裂してなんとか万枚越えをするといったところです。
ただ、これは理論値であるため、実際には5号機では爆裂してこの半分程度と思ったほうがよさそうです。


ボーナス


ボーナス
4号機 5号機
BIGシステム 期待値方式 払い出し枚数固定
BIG最大払い出し 810枚(Aタイプ)
690枚(Bタイプ)
465枚越えたら終了
345枚越えたら終了

 4号機に慣れていた場合、BIG中のメダルの少なさには驚くかもしれません。

 4号機は期待値方式のため、メダル投入数は入っていませんでしたが、5号機ではメダル投入数も含まれます。

つまり、465枚というのは実際には20Gで獲得するのなら、400枚程度しか増加しないということになります。

3枚投入 * 20G = 60枚
465枚 - 60枚 = 405枚


 また5号機では終了規定枚数が異なる複数のBIGを搭載可能になったことから、赤7では310枚、白7では210枚、青7では110枚等、複数の異なるBIGが表現可能になりました。

機種によってはボーナスが12種類以上搭載されているものもあります。


基本仕様


基本仕様
4号機 5号機
試射試験方式 ランダム打ちで小役を獲得した場合のみ 成立した役は全て獲得したものとみなす
ストック OK 禁止
AT OK 不可能

試射試験方式が、成立した約はすべて獲得したものとみなすようになったため、AT(アシストタイム)機能は禁止されていませんが、実質不可能になってしまいました。(小役はずししても意味がないため)

これは、完全取得で出玉率が上記のとおりになる必要があるため、AT機能を行っても出玉率を増やせないためです。

しかし、これをうまく機能させることで、リプパンはずし等の手法が登場しています。

リプパンはずしについては、後述するRT機能で説明します。


CT(チャレンジタイム)機能


CT(チャレンジタイム)機能
4号機 5号機
CT発動契機 ボーナス後、もしくは突然 規定役の入賞
CT終了条件 純増201枚以上または150G 払い出し253枚以上
試験時扱い ランダム打ち 完全取得
CT中のボーナス抽選 あり なし
CTの複数搭載 あり なし

4号機の「アステカ」で一大ブームを巻き起こしたCTは5号機でも可能です。ただ、アステカのCTは終了条件を満たす獲得枚数をぎりぎり超えないようにゲーム数を調整してその間に当たりを発生させるといったものでしたが、 5号機ではこういった使い方はできません。

というのも、5号機では完全獲得式のため、小役を取りこぼした場合も実際にはカウントされてしまいます。ですので、5号機のCTは、単にメダルが少しずつ増え続けるものと思ったほうが良いようです。

つまり、4号機と5号機では名前が同じだけでそのシステムは異なります。


RT(リプレイタイム)機能


RT(リプレイタイム)機能
4号機 5号機
RT使用 OK OK
RTゲーム数 上限無し 上限無し
RTゲーム数振り分け OK NG

RTとは一定の間、リプレイ確率がアップするもので、これは5号機でもOKとなっています。

変更点はゲーム数振り分けができないことですが、これは、入賞図柄ごとに変えることは可能ですので、4号機よりもRT突入時に振り分けゲーム数がわかるようになったということになります。

そして、リプパンはずしを行うことで、擬似的に連荘させることが可能になっています。

これは一部の機種では、RT機能の終了条件が、「一定ゲーム数消化」「ボーナスフラグ成立」に加え、「特定の小役に入賞する」が加わっているためで、 規定では完全獲得時の出玉率が上記の通りのため、あえて終了条件である小役をはずすことで、RTゲーム数上限までRTをのばし、 メダルの減少をおさえ、次回ボーナス確定までRT機能を続行させるという手法です。


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