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大型パチンコ店閉鎖が加速 (2007/04/12)

参考…「朝日新聞(2007年4月12日)大型パチンコ店業界再編の兆し」から

 規制強化を機に大型パチンコスロット店の倒産や閉鎖が各地で始まっています。パチスロも5号機時代に突入し、閉鎖が加速しています。


台数過密の佐賀・鹿島

 佐賀県鹿島市は約3万2千人の人口に対して3千台を超えるパチンコ・パチスロ台があるそうです。 全国平均が26人に1台に対して、佐賀県鹿島市は10人に1台の割合でパチンコ・パチスロ台が存在している計算になります。

 これは有明海の漁師、農家共に豊かで暇があるためだそうですが、近年そこでもパチンコ・パチスロ店の倒産や閉鎖が相次いで起こっているそうです。

 また最近では500台以上を持つ店舗でも閉鎖されているようです。

 そしてこれは佐賀県のみではなく、全国のパチンコ・パチスロ店で起こっています。



警察庁の規制強化

 社会経済生産本部のレジャー白書によると、90年代前半に3千万人いたパチスロ人口は05年に1710万人に減りました。 にもかからわず、年間30兆円近い売上高が続いています。 これはギャンブル性が高く客の射幸心をあおるゲーム機が増えたためだと考えられています。

 パチンコ・パチスロ人口、活動回数、費用、市場の推移を参照。


 そして警察庁は「パチンコ中毒」が社会問題となり04年7月に規制を強化しました。 そしてギャンブル性の高いゲーム機の使用期限を3年間としました。

 そのため今年6月の期限までに、パチンコ店は射幸性が低いゲーム機に切り替える必要が出てきました。 これが現在急速にパチスロ5号機が設置されている理由になります。 ただし、若干のパチスロ4号機は6月30日の撤去ではなく、10月程度まで稼動し続けるものもあります。



パチンコ店倒産の増加

 商工リサーチによると、06年のパチンコ店倒産は前年の3割増の102件、負債総額は7割増の1773億円と大型化したそうです。

 そして今年も2月までに20件の倒産があったそうです。



新台入れ替えにかかる費用

 「新台入れ替え」は、パチンコ店が客寄せ効果を期待する最大の宣伝材料です。店によっては毎月新台を入れ、1年で全台を2回入れ替えます。

 ハイテクの固まりともいえるパチンコ台は、LSI(大規模集積回路)や大きいと21型の液晶も使います。 そのため新台価格は20万から30万円と高額化し、500台のパチンコ店で2回入れ替えると年間2億円かかる計算になります。 また、土地を買い、標準的な郊外店を建設すると20億円規模の投資になると言います。



売り上げ高

 帝国データバンクによると、調べた4269社のうち19社が05年度の売上高を延ばす一方、売上高50億円未満の2893社の4分の1近くは減収だったそうです。



パチンコ・パチスロ店のこれからの予想

 規制強化で6月に期限切れとなる旧台の入れ替え負担は、ホールとしてもやはり大きいようです。

 小規模店は大きく減り、中堅以上の競争が本格化すると予想されています。。








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