快盗天使ツインエンジェル

　トリビーが日電協に加盟してから初となる機種でサミーが開発を支援した5号機です。

　ボーナスは青7、赤7、BARの3種類でそれぞれコインの獲得枚数が異なります。

　ボーナス後はチャンスゾーンに突入し、この間にリプレイの前にベルに入賞することで70G完走型のRTに突入します。

　現在(2008年1月)では多くの機種に搭載されているチャンスゾーン、RTですが、この頃の機種としては斬新です。

　ボーナス後は必ずチャンスゾーンに突入します。

　チャンスゾーン中にリプレイより先にベル入賞で、エンジェルタイムと呼ばれるRT(リプレイタイム)に突入します。

　リプレイ確率は青7終了後とREG終了後3Gは出現確率が変化してしまい、RTに突入しづらくなっています。

・ボーナス終了後

・リプレイ入賞

・ベル入賞

・ボーナス成立

リプレイ入賞時は通常時に転落し、ベル入賞時はRTに格上げされます。

青7、REGボーナス後3G間は、リプレイ確率が変化します。

4G以上のリプレイ確率は通常時と同じく1/7.3となります。

ベル確率は通常時と同じく以下のようになります。

上記のようなリプレイ確率、ベル確率のため、赤7成立時はエンジェルタイム突入期待度は約50%となります。

青7、REG成立時は50%を下回ることになります。

　チャンスゾーン中にリプレイより先にベル入賞でエンジェルタイムと呼ばれる70G完走型のリプレイタイム(RT)に突入します。

　70G完走時はコインが約60枚獲得できます。

・チャンスゾーン中ベル入賞

・70G消化

・ボーナス入賞

終了条件はボーナス入賞のため、ボーナスが成立しても揃えなければ70G完走可能です。

エンジェルタイム中はリプレイ確率が大幅アップするため、70G完走でコインが約60枚程度増加します。

　通常時小役確率はベルの設定差も若干のため、ほとんど設定看破には使用できません。

　単独当選確率はかなりの設定差があります。

　大体2000G消化で単独ビッグ当選が2回以上発生で設定6以上、一度も発生しなければ設定1が濃厚と考えることができます。

小役同時当選は、小役の種類によって当選するボーナスが異なります。

　ベルとの同時当選は赤7確定となります。

　バッグとの同時当選は赤7もしくは青7確定となります。

　チェリーとの同時当選は青7もしくはREG確定となります。

　期待度はベル＜チェリー＜バッグの順で期待度が高くなります。

　通常時は順押しで消化すると小役の取りこぼしがなくなりラクになります。

左リール上段もしくは中段にBAR図柄を狙います。

　BIG中は通常時と同じ打ち方を行います。

　チャイム音が鳴ったら、チェリー、スイカを狙います。

　設定看破は、まずは基本のボーナス出現回数(ボーナス合算確率)になります。

　機械割から分かるとおり、ビッグ合算が1/330より高いか低いかで、高設定かどうか見極めることができます。ただし、分母が大きいため、あくまでも設定看破の１つの要素となります。

　また、チャンスゾーン終了後から1000G消化後に再度チャンスゾーンに突入するため、天井狙いも有効です。

　この他、設定変更時はチャンスゾーンからスタートするため、朝一ベル入賞でエンジェルタイムに突入した場合、設定変更が確定します。

　通常時は取りこぼす可能性のあるスイカ、チェリーを確実に揃えるようにします。

　この他は特にありません。

　2008年1月現在数は少なくなりましたが、今でもバラエティーコーナーを中心に若干設置されています。

　今では当たり前となっていますが、チャンスゾーンからのRT突入を始め、ボーナス確率のバランスは良くできた機種だと思います。

　ボーナスによる出玉がボーナス確率のわりに少ないのが残念ですが、青7に偏れば出玉の少なさも解消されます。

　現状率先して打つような機種ではありませんが、ホールによっては常に高設定にしているホールもありますので、設定状況が良いホールでは積極的に打ってよい機種と思います。